導入事例/実績

「PowerBuilderでコスト削減・業務改善」 株式会社マルイチ様の事例

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種類豊富なネジ製品の製造・販売を手掛けている株式会社マルイチ。今回、PowerBuilderを活用し社内業務の効率化を図ることで業務改善とコスト削減を実現している調達・システムグループの係長・藤田達弘氏に話を伺った。

株式会社マルイチ:
静岡県に本社を置き、タイ事業所も含めて様々な種類のネジ製品の製造・販売に取り組んでいる。高度な技術と厳重な品質管理体制の下で生み出される製品の数々は、自動車産業をメインとして産業界の多くの分野で活用されている。



調達・システムグループ 係長 藤田 達弘 氏

調達・システムグループ
係長 藤田達弘 氏

・所属部署の業務について教えてください。
 業務としては大きく二つに分かれ、製品の製造・販売の際の様々な情報の入力作業や帳票類の発行等の調達に関する業務、又、ITを活用した業務の見直しで効率化を実現させる社内システムの企画・構築に関する業務を行っています。


・PowerBuilderで様々な業務改善を行っているとお伺いいたしましたが?
 当社ではAS400を中心にした基幹システムが稼働しており、その高い安定性と堅牢さによって現在も様々な業務が支えられています。しかし、時代の流れと共に業務内容も少しずつ変化し、現在の状態が必ずしもベストなものとは言えなくなってきました。過去にAS400の改修を試みたこともあったのですが、一度確立した基幹システムを変革することは簡単なことではなく、思う様には進められませんでした。そこでPowerBuilderを使うことにしたのですが、その小回りの利き具合が丁度良く、当社のAS400を中心とした環境でもその周辺に様々な付帯的なシステムを構築することで、これまで手の届かなかった部分を補うことが出来、結果として業務効率を向上させることができました。


・どのような業務改善例がありますか?
 当社で開発したシステムは8システムあります。受注データの整形と自動転載のシステム、工程票発行システム、工場向けの受発注管理システム、作業予定の積み上げシステム、QRコード付きの現品票発行システムなどです。例えば受注データの整形と自動転載のシステムや工程票発行システムを例に挙げますと当社では多数の受注データを扱っていますが、顧客によってフォーマットが様々で、大部分がAS400が扱えない形式でしたので、原則として手入力しており、大変な労力が掛っていました。そこで出来るだけ多くの顧客の受注データを一元的にインプット出来る様にしようと考え、PowerBuilderを用いて先ずは受注データを整形してExcelに出力するシステムを開発しました。顧客毎の受注に関する様々な特徴等もロジックに組み込むことで、各担当者のノウハウをシステムに取り込む工夫をしました。ただ、PowerBuilder側で受注データを整形しただけでは意味が無いので、PowerBuilder側で出力したExcelをAS400のマクロ機能を用いてコピー&ペーストし、AS400に自動転載できるようにしました。受注データのインプット部分をPowerBuilderで開発したインターフェースで一度整理して過不足なくAS400に渡す、この機能追加で受注データの照会が格段にやり易くなりました。

 又、逆に受注データを元にした仕入先への注文書のアウトプットについてもPowerBuiderのシステムが活躍しています。発注時には、注文書に対して工程票を添付することがありますが、これまでは注文書と工程票の発行が別々になっており、工程票の要・不要、又、各工程票の内容に関しては各担当者の経験に左右される部分がありました。今回はこれをPowerBuilderでシステム化することで、注文書を発行するのと同時に必要な工程票を自動添付出来る様にしました。

 今回の例は、AS400への受注データの取り込みと管理上の課題に端を発しているものですが、結果としては各担当者のノウハウを整理してシステム化することで業務効率の向上だけでなく、ヒューマンエラーのリスクを軽減することにもつながっています。他にも各担当者の一日当りの顧客別出荷作業量を「見える化」出来るシステムを開発して、業務の偏りや作業負荷状況を確認、平準化出来る様に役立てたり、その他ご紹介したいことは沢山有ります。


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・ハンディターミナルシステムについて
 当社では、限られた顧客に対してハンディターミナルを利用して顧客の現品票のQRコードを読み取り、品番・数量の照合をし、履歴管理をしていました。それが事業の拡大で当社から海外に出荷するケースも増えて来た為、納入品質向上の為に当社の現品票にもQRを印字して既存のハンディターミナルを利用することにしました。

 そこで、ここでもPowerBuilderを活用することにしました。これまでのハンディターミナル利用におけるQRコード情報を分析することで、その内容と同等の情報を含んだQRコードを生成し、現品票とともに発行できるシステムを開発しました。そして、ここまで来たらインプットもアウトプットも両方PowerBuilderを使って当社独自のシステムを構築しようという話となり、WindowsCEが搭載されているハンディターミナルを利用して、PowerBuilderで開発したシステムを稼働させるテストを開始しました。今のところQRコードの読み込みとデータ照会エラー時の音声ファイルの再生に成功しているので、問題なく配布出来るのではないかと考えています。


・なぜPowerBuilderを採用されたのでしょうか?
 これまでの経験からということにもなりますが、工場向けの生産管理システムを中心に10数年間PowerBuilderを使い続けていて感じることは、やはり開発のし易さ、開発工数が少なくて済むということで魅力的な製品だということです。今回の基幹システムの機能追加、改修を検討した際、実際にはVBやVisual C#、Java、Accessなどで検証しましたが、PowerBuilderほどの工数とシステムの品質を見込めるものは有りませんでした。限られたリソースを活用して企業が自社開発体制を構築していく為には、「短時間で習得出来る」、「簡単に早く開発出来る」、「1つのツールで全てが完結出来る」ということが重要だと考えています。PowerBuilderは基幹システムというクローズされた世界での利用が多い為、情報がなかなか伝わり難いことはありますが、日本全国の多くの開発者がそれぞれのオリジナルの発想でPowerBuilderを活用しているのではないでしょうか。


・今後の開発については?
 会社の方針としては、当社で使用しているシステムを全てPowerBuilerで刷新することを計画しています。又、今後は今まで以上に海外市場にも目を向けた営業活動を行っていくこととなっておりますので、これを支援する為の仕組みを計画中です。PowerBuilderと別のアドオンツールとを組み合わせることでWebアプリケーションやMobileアプリケーションの開発ができるとも聞いていますので本社及びタイ事業所の営業部門と一緒になって当社独自の営業支援システムを構築していく予定です。


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