デバッグモードでの実行時にブレークポイントでデバッガーが表示された場合、意図せず LoseFocus イベントが発生してしまいますが、デバッグモードによる実行ではこの動作を抑制する方法はありません。
LoseFocus イベントを発生させずにデバッグを行う場合は、デバッガーを利用するのではなく、トレース情報を収集してプロファイルツールにより分析する方法があります。
トレース情報の収集はメニューの [ツール] – [システム オプション] から「システムオプション」ダイアログを開いて設定します。
[プロファイル] タブの「トレースを有効にする」をチェックして「トレースファイル名」に出力するトレースファイルのフルパスを入力します。その他、取得する情報などが設定可能です。
トレースを有効にすると、IDE からの実行時に指定したパスにトレースファイルが作成されます。トレースファイルはプロファイルツールを利用することで分析が可能です。
プロファイルツールには「クラス ビュー」、「ルーチン ビュー」、「トレース ビュー」の 3 種類があります。
詳細についてはユーザーズガイドの「プロファイル ツールによるトレース情報の解析」を参照してください。
Appeon PowerBuilder 2017 R3 日本語翻訳マニュアル
Tips情報
プロダクト :PowerBuilder
バージョン :2017R3