
PowerBuilder を学び始めた初心者のみなさん!
「PowerBuilder のスクリプト( PowerScript )を書き始めたけど、どんな関数があるのか把握しきれない…」
「やりたいことは漠然とあるけど、どれのなにを使えばいいのか分からない…」そんな悩みはありませんか?
開発の効率を上げる近道の一つは、「頻出パターンを自分の引き出しとして持っておくこと」です。
本記事では、初心者の PowerBuilder エンジニアがまず覚えるべき超基本的な関数&メソッドから、知っていると「おっ…日が浅いのに、分かってるねぇ ( ¯ω¯ )ニヤリ 」と言われる少し応用的なものまで、厳選した 100 個の関数&メソッドを「100 本ノック」形式でご紹介します。
辞書代わりにブックマークして、日々の開発に役立ててください!
まずは、PowerBuilder 開発において「共通言語」とも言える最重要項目からスタートしましょう。
ここでは、データベースと画面を繋ぐための基礎知識や、データの追加・削除といった、どんなプログラムにも必ず登場する基本動作を網羅しています。
「まずはここさえ押さえておけば、既存のソースコードが読めるようになる」という必須スキルばかりです。
PowerBuilder エンジニアとしての土台をしっかり固めていきましょう。それでは、最初の30本ノック、スタートです!
名称
説明
構文
SetTransObject
データウィンドウに DB 接続するためのトランザクションオブジェクト (例 : SQLCA)を紐付けます。
コントロール名 .SetTransObject (transaction)
transaction:使用するトランザクションオブジェクト名(省略不可)
Retrieve
DB からデータを検索し、データウィンドウに表示します。
コントロール名 .Retrieve (argument1, argument2,・・・)
argument:検索引数(省略可)
Update
データウィンドウ上の変更内容を DB に保存(反映)します。
コントロール名 . Update (accept, resetflg)
accept:更新する前にAcceptText(入力の確定)を実行するか否か(省略可)
resetflg:関数実行後に更新フラグをリセットするか否か(省略可)
名称
説明
構文
ConnectToNewObject
Excel などの外部オブジェクトを生成・接続します。
OLEObject 変数名 .ConnectToNewObject ( classname )
classname:オートメーションサーバまたは COM サーバを識別するプログラムによる識別子またはクラス ID(省略不可)
DisconnectObject
外部オブジェクトとの接続を解除します。
OLEObject 変数名 .DisconnectObject ( )
名称
説明
構文
Open
指定のウィンドウ画面を開きます。
Open (windowname)
windowname:閉きたいウィンドウ名(省略不可)
Close
指定のウィンドウ画面を閉じます。
Close (windowname)
windowname:閉じたいウィンドウ名(省略不可)
MessageBox
システムのメッセージボックスを表示します。
MessageBox (title,text,icon ,button,default)
title:メッセージボックスのタイトル(省略不可)
text:メッセージ内容(省略不可)
icon:メッセージ内容に付随するアイコン(省略可)
button:メッセージのボタン選択肢(省略可)
default:ボタンの初期選択位置(左から1,2,3…の順)(省略可)
SetFocus
指定したコントロールにカーソル(フォーカス)を移動します。
オブジェクト名 .SetFocus ( )
Reset
データウィンドウ内のデータをすべて消去します。
コントロール名 .Reset ( )
Show
オブジェクトを非表示の状態から表示状態に変更します。
オブジェクト名 .Show ( )
Hide
表示されているオブジェクトを隠します。
オブジェクト名 .Hide ( )
名称
説明
構文
SetItem
データウィンドウのカラムに値を直接書き込みます。
コントロール名 .SetItem (row,column,value)
row:値を設定したい行番号(省略不可)
column:値を設定したい列名または列番号(省略不可)
value:設定したい値(省略不可)
GetRow
ユーザーが現在選択している行番号を取得します。
コントロール名 .GetRow ( )
SetRow
特定の行をカレント行(操作対象)に設定します。
コントロール名 .SetRow (row)
row:現行行とする行数(省略不可)
RowCount
データウィンドウにある現在の全行数をカウントします。
コントロール名 .RowCount ()
InsertRow
新しい空行を追加します。
コントロール名 .InsertRow (row)
row:スクロール先の行番号(省略不可)
DeleteRow
指定した行を削除します。
コントロール名 . DeleteRow (row)
row:削除する行番号(省略不可)
名称
説明
構文
IsNull
値が Null(空)かどうかを判定します。
IsNull (any)
any:null 値かどうかを調べたい変数または式の値(省略不可)
IsValid
オブジェクトのインスタンスが作成されているかどうかを確認します。
IsValid (objectvariable)
objectvariable:存在を確認したいオブジェクト名(省略不可)
Today
システムの現在日付を取得します。
Today ()
Now
システムの現在時刻を取得します。
Now ()
String
値を指定した書式の文字列に変換します。
String (data, {format})
data:文字列に変換したい値(数値、日付、時刻、DateTimeなど)(省略不可)
format:表示形式(マスク)を指定する文字列(省略可)
Integer
文字列などを整数型に変換します。
Integer ( stringorblob )
string:Integer 型に変換する文字列、または最初の値が整数値である Blob 型のデータ(省略不可)
Long
文字列などを長整数型に変換します。
Long ( string )
string:Long 型の数値として返す文字列(省略不可)
Dec
文字列などを数値( Decimal )型に変換します。
Dec ( string )
string:Decimal 型で返したい文字列(省略不可)
Trim
文字列の冒頭と末尾から半角スペースを除去します。
Trim ( string )
string:冒頭と末尾のスペースを取り除いて返す対象となる文字列(省略不可)
基礎を固めた次は、いよいよ業務ロジックを作り込むような領域へ挑戦です。
ユーザーが入力したデータのチェック、大量のデータからの特定条件による絞り込み、そして複雑な日付や文字列の加工など、実務で頻出する「データの扱い方」を深く学んでいきます。
マスターすれば、仕様書通りの動きを自分の手でゼロから形にできるようになり、開発スピードもぐっと上がります。
より実践的なステップへ、いざ進みましょう!
名称
説明
構文
Filter
設定した条件でデータウィンドウのデータを絞り込み表示します。
コントロール名 .Filter ()
SetFilter
データを絞り込むための条件式を設定します。
コントロール名 .SetFilter ( format )
format:フィルターの条件式(省略不可)
Find
特定の条件に一致するデータが何行目にあるか探します。
コントロール名 .Find ( expression, start, end )
expression:検索条件を指定する条件式(省略不可)
start:検索を開始する行番号(省略不可)
end:検索を終了する行番号(省略不可)
Sort
データウィンドウ上のデータを並び替えます。
コントロール名 .Sort ()
SetSort
データを並び替える優先順位を設定します。
コントロール名 .SetSort ( format )
format:並べ替えの条件を指定(省略不可)
GetChild
ドロップダウンデータウィンドウなどの子オブジェクトを取得します。
コントロール名 .GetChild ( name, dwchildvariable )
name:子データウィンドウを持つカラム名、またはコンポジット内のレポート名を指定(省略不可)
dwchildvariable:取得した参照を格納する DataWindowChild 型の変数を指定(省略不可)
ShareData
2つのデータウィンドウで同じデータを共有します。
コントロール名 .ShareData ( dw_secondary )
dw_secondary:共有先(データを受け取る側)のコントロール名(省略不可)
RowsCopy
指定した行を別のデータウィンドウにコピーします。
コピー元のコントロール、データストア、または子データウィンドウ名 .RowsCopy ( startrow, endrow, copybuffer, dw_target, beforerow, targetbuffer )
startrow:コピーする先頭行の番号(省略不可)
endrow:コピーする最終行の番号(省略不可)
copybuffer:コピー元のバッファ(省略不可)
dw_target:コピー先のデータウィンドウ(またはデータストア)名(省略不可)
beforerow:コピー先のどの行の前に挿入するかを指定(省略不可)
targetbuffer:コピー先のバッファ(省略不可)
RowsDiscard
指定した行をバッファから完全に破棄します。
コントロール名 .RowsDiscard ( startrow, endrow, buffer )
startrow:破棄を開始する行番号(省略不可)
endrow:破棄を終了する行番号(省略不可)
buffer:どのバッファから破棄するかを指定(省略不可)
GetFullState
データウィンドウのすべての状態(データや定義)を Blob として取得します。
コントロール名 .GetFullState ( dwasblob )
dwasblob:戻されたデータウィンドウが代入される変数(省略不可)
SetFullState
GetFullState で取得した状態をデータウィンドウに復元します。
コントロール名 .SetFullState ( dwasblob )
dwasblob:データウィンドウ コントロールまたはデータストアに適用する状態情報が含まれている Blob(省略不可)
AcceptText
データウィンドウの項目に入力された未確定の値を確定させます。
コントロール名 .AcceptText ()
名称
説明
構文
GetItemString
データウィンドウのカラムから文字列データを取得します。
コントロール名 .GetItemString (row, column {,buffer, originalvalue})
row:値を取得したい行番号(省略不可)
column:値を取得したい列名または列番号(省略不可)
buffer:どのバッファから取得するかを指定(省略可)
originalvalue:修正前の値を取得するかどうかを指定(省略可)
GetItemNumber
データウィンドウから数値(Double/Longなど)を取得します。
コントロール名 .GetItemNumber ( row, column {, buffer, originalvalue } )
row:行番号(省略不可)
column:列名または列番号(省略不可)
buffer:データの取得元であるデータウィンドウ バッファを識別する値(省略可)
originalvalue:row および column について、最初の値または現行値のいずれを取得するかを示すブール値(省略可)
(省略可)
GetItemDate
データウィンドウから日付(Date)型を取得します。
コントロール名 .GetItemDate ( row, column {, buffer, originalvalue } )
row:行番号(省略不可)
column:列名または列番号(省略不可)
buffer:データの取得元であるデータウィンドウ バッファを識別する値(省略可)
originalvalue:row および column について、最初の値または現行値のいずれを取得するかを示すブール値(省略可)
GetItemDateTime
データウィンドウから日時(DateTime)型を取得します。
コントロール名 .GetItemDateTime ( row, column {, buffer, originalvalue } )
row:行番号(省略不可)
column:列名または列番号(省略不可)
buffer:データの取得元であるデータウィンドウ バッファを識別する値(省略可)
originalvalue:row および column について、最初の値または現行値のいずれを取得するかを示すブール値(省略可)
GetItemDecimal
データウィンドウから Decimal 型を取得します。
コントロール名 .GetItemDecimal ( row, column {, buffer, originalvalue } )
row:行番号(省略不可)
column:列名または列番号(省略不可)
buffer:データの取得元であるデータウィンドウ バッファを識別する値(省略可)
originalvalue:row および column について、最初の値または現行値のいずれを取得するかを示すブール値(省略可)
GetItemTime
データウィンドウから時刻(Time)型を取得します。
コントロール名 .GetItemTime ( row, column {, buffer, originalvalue } )
row:行番号(省略不可)
column:列名または列番号(省略不可)
buffer:データの取得元であるデータウィンドウ バッファを識別する値(省略可)
originalvalue:row および column について、最初の値または現行値のいずれを取得するかを示すブール値(省略可)
GetItemStatus
行やカラムが変更されたかどうかの状態を取得します。
コントロール名 .GetItemStatus ( row, column, buffer )
row:行番号(省略不可)
column:0 を指定すると「行全体の状態」、列名または番号を指定すると「そのセルの状態」を返す(省略不可)
buffer:データの取得元であるデータウィンドウ バッファを識別する値(省略不可)
SetItemStatus
行やカラムの変更状態を手動で変更します。
コントロール名 .SetItemStatus ( row, column, buffer, status )
row:0 なら行全体、列名/番号なら特定のセル(省略不可)
column:列名または列番号(省略不可)
buffer:対象のバッファ(省略不可)
status:設定したい状態(省略不可)
名称
説明
構文
IsDate
文字列が正しい日付として認識できるか判定します。
IsDate ( datevalue )
datevalue:有効な日付かどうかを確認する値(省略不可)
IsTime
文字列が正しい時刻として認識できるか判定します。
IsTime ( timevalue )
timevalue:有効な時刻かどうかを確認する値(省略不可)
IsNumber
文字列が数値として認識できるか判定します。
IsNumber ( stringvalue )
stringvalue:PowerScript で有効な数値であるかどうかを調べる値(省略不可)
Year
日付から「年」を数値で取り出します。
Year ( datevalue )
datevalue:年の値を取り出す元となる、Date 型の値(省略不可)
Month
日付から「月」を数値で取り出します。
Month ( datevalue )
datevalue:月の値を取り出す元となる、Date 型の値(省略不可)
Day
日付から「日」を数値で取り出します。
Day ( datevalue )
datevalue:日の値を取り出す元となる、Date 型の値(省略不可)
Date
年月日から日付(Date)型を生成します。
Date ( stringvalue )
stringvalue:日付として返す、有効な日付の文字列の値(省略不可)
Time
文字列を Time 型のデータに変換します。
Time ( stringvalue )
stringvalue:Time 型のデータに変換する、有効な時刻(8 am、10:25 など)を持つ文字列。(時の値だけ省略不可)
DateTime
日付と時刻を組み合わせて日時型を生成します。
DateTime ( date {, time } )
date:有効な日付、または DateTime の戻り値に含める日付を最初の値として持つ値(省略不可)
time:有効な時刻、または DateTime の戻り値に含める日付を最初の値として持つ値(時刻を含める場は「時」の部分だけが省略不可)
RelativeDate
指定した日付の数日後や数日前の日付を算出します。
RelativeDate ( date, n )
date:基準となる Date 型の値(省略不可)
n:加算(または減算)する日数の値(省略不可)
名称
説明
構文
Left
文字列の左端から指定した文字数を切り出します。
Left ( string, n )
string:対象の文字列(省略不可)
n:取り出す文字数(省略不可)
Right
文字列の右端から指定した文字数を切り出します。
Right ( string, n )
string:対象の文字列(省略不可)
n:取り出す文字数(省略不可)
Mid
文字列の指定した位置から文字を切り出します。
Mid ( string, start {, length } )
string:対象の文字列(省略不可)
start:取り出す文字列の最初の文字の位置(省略不可)
length:取り出す文字数(省略可)
Pos
文字列の中に特定の文字がどこにあるか探します。
Pos ( string1, string2 {, start } )
string1:検索対象の文字列(省略不可)
string2:探したい文字列(省略不可)
start:検索を開始する位置(省略可)
Len
文字列の文字数(長さ)を取得します。
Len ( string )
string:対象の文字列(省略不可)
Replace
指定した文字位置から、指定した文字数をほかの文字列で置換した文字列を返します。
Replace ( string1, start, n, string2 )
string1:元の文字列(省略不可)
start:置換を開始する位置(省略不可)
n:置換(削除)する文字数(省略不可)
string2:挿入する新しい文字列(省略不可)
LeftTrim
文字列の左端からスペースを削除します。
LeftTrim ( string {, removeallspaces } )
string:左端からスペースを削除する文字列(省略不可)
removeallspaces:全種類のスペースの削除を指定(省略可)
RightTrim
文字列の右端からスペースを除去します。
RightTrim ( string {, removeallspaces } )
string:右端からスペースを削除する文字列(省略不可)
removeallspaces:全種類のスペースの削除を指定(省略可)
Fill
指定した文字を指定回数繰り返した文字列を生成します。
Fill ( chars, n )
chars:繰り返したい文字列(省略不可)
n:作成したい総文字数(省略不可)
Lower
アルファベットをすべて小文字に変換します。
Lower ( string )
string:対象の文字列(省略不可)
Asc
文字を Unicode コード ポイントに変換します。
Asc ( string )
string:対象の文字列(省略不可)
Char
文字列の先頭の Unicode 文字を返します。Integer 型の値が指定された場合、Char 型に変換します。
Char ( n )
n:取得する文字が先頭にある文字列、Char 型に変換する整数、先頭に文字列か整数を含むデータ(省略不可)
Space
指定された長さのスペース(半角)で構成される文字列を返します。
Space ( n )
n:スペースの数(省略不可)
最後は、ワンランク上のエンジニアを目指すための応用ステージ!
プログラムの実行中に画面のデザインを動的に書き換えたり、外部ファイルや最新の Web サービスと連携したりと、PowerBuilder の真のポテンシャルを引き出すテクニックが登場します。
難易度は少し上がりますが、ここを乗り越えれば、開発の幅も一段と広がること間違いナシ!それでは行ってみましょう!
名称
説明
構文
Describe
データウィンドウオブジェクト、その中のコントロールのプロパティ等を取得します。
コントロール名 .Describe ( propertylist )
propertylist:プロパティまたは Evaluate 関数の、空白で区切られたリストを表す値(省略不可)
Modify
データウィンドウオブジェクトの定義を変更し修正します。
コントロール名 .Modify ( modstring )
modstring:”名前.属性=値” という形式の文字列(省略不可)
Evaluate
Describe の中でだけ使用できる関数で、データウィンドウのデータを使用するスクリプト内でデータウィンドウ式を評価できます。
コントロール名 .Describe(“Evaluate(‘式’, 行番号)”)
SyntaxFromSQL
SQL SELECT 文に基づいて、データウィンドウのソースコードを生成します。
トランザクション名 .SyntaxFromSQL ( sqlselect, presentation, error )
sqlselect:接続されたトランザクションオブジェクト名(省略不可)
presentation:有効な SQL SELECT 文を表す文字列(省略不可)
error:データウィンドウ オブジェクトに設定するデフォルトの提示様式を表す文字列(省略不可)
Create
生成したソースを元にデータウィンドウオブジェクトを実体化します。
コントロール名 .Create ( syntax {, error } )
syntax:データウィンドウのソース構文を表す文字列(省略不可)
error:生成されたエラーを受け取る String 変数(省略可)
GetSQLSelect
データウィンドウに現在関連付けられた SELECT 文を取得します。
コントロール名 .GetSQLSelect ( )
SetSQLSelect
データウィンドウまたはデータストアに対して SELECT 文を動的に差し替えます。
コントロール名 .SetSQLSelect ( statement )
statement:新しい SELECT 文を表す文字列(省略不可)
SetSQLPreview
DB 発行直前の SQL を一時的に書き換えます。
コントロール名 .SetSQLPreview ( statement )
statement:実行直前に差し替える SQL 文を表す文字列(省略不可)
GroupCalc
データウィンドウのグループ集計を強制的に再計算させます。
コントロール名 .GroupCalc ( )
名称
説明
構文
FileOpen
テキストや CSV ファイルを開きます。
FileOpen ( filename {, filemode {, fileaccess {, filelock {, writemode {, encoding }}}}} )
filename:開くファイル名(省略不可)
filemode:ファイルの読み込みと書き込みをどこまで行うかを指定(省略可)
fileaccess:ファイルを読み込み専用で開くのか、書き込み専用で開くのかを指定(省略可)
filelock:開いたファイルに、ほかのエンドユーザもアクセスできるかどうかを指定(省略可)
writemode:ファイル内の既存のデータを上書きするかどうかを指定(省略可)
encoding:作成するファイルの文字エンコーディングを指定(省略可)
FileReadEx
ファイルからデータを読み込みます。
FileReadEx ( file#, blob {, length } )
FileReadEx ( file#, string )
file#:ファイルが開かれたときにファイルに割り当てられた値(省略不可)
blob または string:データを格納する変数(省略不可)
length:取得するバイト数(省略可)
FileWriteEx
ファイルへデータを書き込みます。
FileWriteEx ( file#, blob {, length } )
FileWriteEx ( file#, string )
file#:ファイルが開かれたときにファイルに割り当てられた値(省略不可)
blob または string:ファイルに書き出したいデータを格納する変数(省略不可)
length:書き出されるバイト数(省略可)
FileClose
ファイルを閉じます。
FileClose ( file# )
file#:閉じるファイルに割り当てられた値(省略不可)
FileDelete
指定したファイルを削除します。
FileDelete ( filename )
filename:削除するファイル名(省略不可)
FileExists
指定したファイルが存在するかどうかを確認します。
FileExists ( filename )
filename:確認するファイル名(省略不可)
FileCopy
ファイルを別の場所へコピーします。
FileCopy ( sourcefile, targetfile {, replace } )
sourcefile:コピー元のファイル名(省略不可)
targetfile:コピー先のファイル名(省略不可)
replace:コピー先のファイルを上書きするか、しないかを指定(省略可)
GetFileOpenName
「ファイルを開く」ダイアログを表示します。
GetFileOpenName ( title, pathname, filename OR filename[ ] {, extension {, filter { , initdir { , aFlag } } } } )
title:ダイアログボックスのタイトル(省略不可)
pathname:選択されたパスが格納される変数(省略不可)
filename OR filename:選択されたファイル名が格納される変数(省略不可)
extension:1 文字以上 3 文字以下の標準のファイル拡張子を指定(省略可)
filter:リストボックス内に含めるファイルの説明、および表示するファイルを選択するために使用するファイル マスクを指定(省略可)
initdir:初期ディレクトリ名(省略可)
aFlag:ダイアログボックスで使用できるオプションを表す値を指定(省略可)
GetFileSaveName
「名前を付けて保存」ダイアログを表示します。
GetFileSaveName ( title, pathname, filename OR filename [ ] {, extension {, filter { , initdir { , aFlag } } } } )
title:ダイアログボックスのタイトル(省略不可)
pathname:選択されたパスが格納される変数(省略不可)
filename OR filename:選択されたファイル名が格納される変数(省略不可)
extension:1 文字以上 3 文字以下の標準のファイル拡張子を指定(省略可)
filter:リストボックス内に含めるファイルの説明、および表示するファイルを選択するために使用するファイル マスクを指定(省略可)
initdir:初期ディレクトリ名(省略可)
aFlag:ダイアログボックスで使用できるオプションを表す値を指定(省略可)
LibraryExport
PBL 内のオブジェクトをソースコード形式で抽出します。
LibraryExport ( libraryname, objectname, objecttype )
libraryname:オブジェクトをエクスポートする PBL 名(省略不可)
objectname:オブジェクト名(省略不可)
objecttype:エクスポートするオブジェクトの型を指定(省略不可)
Run
指定されたアプリケーションプログラムを実行します。
Run (string {, windowstate } )
string:実行するプログラムのファイル名を表す文字列(省略不可)
windowstate:アプリケーションを実行した際、プログラムのどの状態で実行するかを指定(省略可)
GetEnvironment
OS のバージョン、CPU、画面解像度などの実行環境情報を取得します。
GetEnvironment ( environmentinfo )
environmentinfo:環境に関する情報を格納しているEnvironment_object 名(省略不可)
Handle
PowerBuilder オブジェクトの Windows のハンドルを取得します。
Handle ( objectname {, previous } )
objectname:ハンドルを取得するオブジェクト名(省略不可)
previous:アプリケーションの既存のインスタンスのハンドルを取得するかどうかを指定(省略可)
ProfileString
INI ファイルから設定値を読み取ります。
ProfileString ( filename, section, key, default )
filename:プロファイル名(省略不可)
section:セクション名(省略不可)
key:section で値を取り出したい項目名(省略不可)
default:キーが見つからない場合に返す値(省略不可)
HyperLinkToURL
指定した URL をブラウザで開きます。
HyperlinkToURL ( url )
url:デフォルトの Web ブラウザで開く URL(省略不可)
TriggerEvent
指定したイベントを即座に実行します。
オブジェクト名 .TriggerEvent ( event {, word, long } )
event:実行したいイベント名(省略不可)
word:イベントに渡すパラメータ1(省略可)
long:イベントに渡すパラメータ2(省略可)
名称
説明
構文
LenA
文字列のバイト数を返します。
LenA (stringorblob)
stringorblob:バイト数を確認したい文字列または Blob 型データ(省略不可)
LeftA
もしくは
RightA
文字列の先頭 (LeftA) もしくは末尾 (RightA) から、指定したバイト数分を取り出します。
LeftA (string, n) もしくは RightA (string, n)
string:元の文字列(省略不可)
n:取り出すバイト数(省略不可)
MidA
任意のバイト位置から、指定したバイト数分を取り出します。
MidA (string, start, {length})
string:元の文字列(省略不可)
start:抽出を開始するバイト位置(1から開始)(省略不可)
length:取り出すバイト数(省略可)
PosA
特定の文字列が最初に出現する位置をバイト数で返します。
PosA (string1, string2, {start})
string1:検索対象の文字列(省略不可)
string2:探したい文字列(省略不可)
start:検索を開始するバイト位置(デフォルトは 1)(省略可)
ReplaceA
指定したバイト範囲を別の文字列に入れ替えます。
ReplaceA (string1, start, n, string2)
string1:元の文字列(省略不可)
start:置換を開始するバイト位置(省略不可)
n:置換(削除)するバイト数(省略不可)
string2:新しく挿入する文字列(省略不可)
LastPosA
文字列を後ろから検索し、一致した位置をバイト数で返します。
LastPosA ( string1, string2 {, start } )
string1:検索対象の文字列(省略不可)
string2:探したい文字列(省略不可)
start:後ろから数えて検索を開始するバイト位置(省略可)
いかがでしたでしょうか?
怒涛の勢いで 100 本を紹介してきましたが、「これはあのプロジェクトで使えそう!」「こんな方法があるんだ」といった発見があれば幸いです。
今回ご紹介した内容は、サクッと学習していただけるようにポイントを絞った簡易的な解説となっています。
ここで紹介しきれなかった構文の詳細情報や、補足情報がまだまだたくさん存在しています。
「もっと詳しく知りたい!」「もっと具体的な使用例を確認したい!」という時は、ぜひ PowerBuilder のヘルプも併せてご参照ください。ヘルプ情報を読み解く習慣をつけることで、エンジニアとしての調査能力もさらに飛躍するはず!
この 100 本ノックを一つのきっかけに、より高度でスマートなシステム構築に挑戦していきましょう!